都市計画区域の見直しについて視察!

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27日、28日は、浅口市議会都市計画調査特別委員会で都市計画区域の再編について、石川県能美市を視察しました。能美市は、平成17年に同じような規模の3町が合併してできた市です。

合併協議では、庁舎の位置と土地利用について結論が出なかった経緯がありますが、市長が変わり市の中に二つの制度があるのはおかしいということで再編に着手。約7~8年で再編されました。統一された内容は一部にあった線引きをなくし、用途地域と特定用途制限区域などを設定しています。

能美市では県から職員を派遣してもらい担当課長にしたとのこと、一般的には線引きの廃止は土地利用の点では逆行としてとらえられるので県の理解が不可欠とのことでした。

能美市は、人口が増える傾向にあり、土地利用の再編で一時的に建築件数が増えたことや、企業誘致、高校生までの子どもの医療費の無料化、待機児童ゼロなどの影響とのことでした。

浅口市では、これから線引きを廃止する方向で様々な作業が始まりますが、大変参考になる視察でした。

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