浅口市金光町の市民は市街化区域と市街化調整区域の線引きの廃止の願いは強いものがあります。調整区域は家が立ち難い、市街化区域内農地の固定資産税が高いなどの理由からです。先日、市議会の産業・建設委員会で線引きの廃止についての進捗状況が執行部から説明がありましたのでお知らせします。
「浅口市では金光は線引きがある、鴨方は線引きも用途地域の規制もない白地(里庄も一体的に)。寄島町は都市計画区域外となっている。市ではこれまでマスタープランなどで都市計画区域の再編で金光の線引き廃止するなどの方向で、県などと協議をしてきた。
県の指導は、金光の線引きは廃止しても住居地域や準工業地域などの用途地域を残し、加えて鴨方と里庄も用途地域を設けるようにとのこと。しかし、これでは全体的な合意ができないため、金光は用途地域を残したままで線引きの廃止して、鴨方・里庄は現在のままと言う方向で再度協議したい」ということでした。
話を聞く限り、線引きの廃止は限りなく難しいという感じを受けました。