この間市民の方から、電話やメール、また市内をバイクで走っている最中など、様々なご要望をいただきました。改善に向けて頑張ります。
鴨方の天草公園に新しくできた水遊び場、好評ですが日掛けで休む場所が1箇所しかない!
金光町地頭下の夫婦池、細い道に柵がない!何人も人が転落して亡くなった人もいるとのこと!
金光町佐方のホテル「ハナハナ」の裏の市道、木が道を覆っていて落ち葉が道に!
浅口市金光町の市民は市街化区域と市街化調整区域の線引きの廃止の願いは強いものがあります。調整区域は家が立ち難い、市街化区域内農地の固定資産税が高いなどの理由からです。先日、市議会の産業・建設委員会で線引きの廃止についての進捗状況が執行部から説明がありましたのでお知らせします。
「浅口市では金光は線引きがある、鴨方は線引きも用途地域の規制もない白地(里庄も一体的に)。寄島町は都市計画区域外となっている。市ではこれまでマスタープランなどで都市計画区域の再編で金光の線引き廃止するなどの方向で、県などと協議をしてきた。
県の指導は、金光の線引きは廃止しても住居地域や準工業地域などの用途地域を残し、加えて鴨方と里庄も用途地域を設けるようにとのこと。しかし、これでは全体的な合意ができないため、金光は用途地域を残したままで線引きの廃止して、鴨方・里庄は現在のままと言う方向で再度協議したい」ということでした。
話を聞く限り、線引きの廃止は限りなく難しいという感じを受けました。
22日23日と浅口市議会民生常任委員会の行政視察があり、四国中央市と松前町の認定子ども園を中心とした子育て支援策を視察しました。
「認定子ども園」とは「就学前の子どもに対する教育・保育・、並びに子育て支援を総合的に提供する施設を備えたものとして、知事が認定する施設で、幼稚園と保育所が連携して一体的運営するもの」と言われています。岡山県内では余り設置されていません。
22日に行った四国中央市では、子育て支援の制度や施設などを紹介した「子育て応援ハンドブック」(写真)の発行に見られるように子育て支援策に熱心である様子でした。四国中央市の認定子ども園は2園で、どちらも学校法人が設置したものでした。
23日に行った松前町の認定子ども園は1園。ここも学校法人が設置したもので、施設は体育館もプールも立派で、町外からも少なくない入園児がいるとの説明がありました。
どちらも、保育に欠けるか否かの判断は行政が行い、入所については施設と保護者の直接契約となっています。
またどちらもしっかりとした学校法人が設置しているようですが、こうした法人がない自治体は設置が困難な気がします。
政府は2015年4月から子育て支援法を本格的に実施する考えですが、「市町村は保育を必要とする子どもに対して保育をしなければならない」という児童福祉法第24条を基本に位置づけるべきです。
子どもは誰もが、心身ともに健やかに生まれ、育てられる権利をもっています。人権として保障するということは「自己責任」や「助け合い」でななく国と地方自治体が責任をもつと言うことです。
今後、保育をサービス業化(商品化)しないように注視することが求められています。
昨日は、岡山市で開かれた「日本共産党全県地方議員会議」に参加しました。午前中は参議院選挙で候補者として奮闘した「かきうち京美」さんがあいさつ(写真)。続いて石井県委員長が情勢や「第三の躍進の流れを本格的な流れにするため」の今後の活動方向を提起しました。
午後からは「学童保育について」「後期高齢者医療制度について」「学校教育の現場」の報告を受け討議しました。学童保育では「自治体で条例を制定させ、施設も含め整備をさせること、指導員の労働条件の確立などの重要性」が強調され、後期高齢者医療制度では「国はこの制度は定着したとして存続される見込み、検診の充実や保険料の未納者への適切な対応など自治体に求めること」が指摘されました。また国保については「2017年度末で都道府県に移行予定、問題点を指摘などを自治体で行うことが重要」とのことでした。教育では「競争」「押し付け」ではなく子どもの自主性を伸ばすことが強調され、教員の職場の大変な実態も報告されました。いずれも大変参考になりました。
浅口市議会6月定例会での、桑野議員の発言と当局回答などを、議会議事録から抜粋しました。
昨日は年に1度ある県議会議員研修会に参加しました。研修会の講師は江藤俊昭山梨学院大学法学部教授で「議会改革と今後の地方議会のあり方」と題して講演。冒頭江藤氏は「みなさんは大変な時に議員をしている、定数や報酬の議論を含め今は議員の活動量、質が以前とは変わっており大変である」と話し、議会には条例、予算などの議決権を与えておりどう議決するかは市民生活を左右する。だからこそ、議員間討議、調査研究、住民との意見交換が求められるとしました。
また今後は、市民の目線で後手後手でなく、議会からの政策スタイルの確立の必要性を強調。そして、議員定数はしっかり議論することが求められるため、1委員会(浅口は3委員会)で7から8人。議員報酬については、福祉から水道まで幅広い自治体の行政を調査・研究するには言葉は良いがボランティア議員では無理で、一定の報酬を保障して昼間も含めての活動が求められているとしました。
共感する話が多い講演でした。