「ごみ屋敷」対策などを視察!

10月の8日と9日、浅口市議会民生常任委員会で愛知県の蒲郡市と大口町に行政視察に行きましたので概要を報告します。蒲郡市では「住居等の不良な生活環境を解消するための条例」の制定について視察。平成30年7月施行の条例ですが、制定の背景としては、いわゆる「ごみ屋敷」が市内には現在5件あり、対応が求められていること。また議会でも、条例制定の一般質問が繰り返し行われたことからです。条例制定により、立ち入り調査、ごみの排出等の支援、代執行なども出来るようになりましたが、積極的な行使は現在のところされていません。代執行すれば一時的な解決をするかもしれませんが再発する可能性も高く根本的な解決にはなりません。福祉的な支援も必要とのことでした。
 大口町では、「リサイクル率向上に向けた取り組み」について視察。大口町は愛知県下でのリサイクル率は以前は一位で現在は二位だけあり取り組みは素晴らしいものでした。市内の資源リサイクルセンターは駐車場も広く、回収品目は24品目。一日平均328人が利用しています。このセンターの利用率アップに貢献しているのがスタンプカード制度。資源ごみを持ち込めばスタンプを押してもらえ20個で集まれば福祉作業所で作ったトイレットペーパーなどが貰えます。また広報についても積極的にしていました。

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