昨日は、赤磐市で開かれた岡山県市議会議員研修会に参加しました。講師は(株)地方議会総合研究所の廣瀬和彦氏でした。廣瀬氏は「議会改革における課題と対応」と題して講演。冒頭、多くの地方議会で議会基本条例を制定しているが、現実とギャプがあり解消が求められていると話し、4年に一度くらいは検証が必要としました。さらには条例について、作った目的がはっきりせず、逆に議会を縛ることになっているところもあると指摘しました。その後いくつかの点で問題点をあげました。まず議員間討議については実施率が低く、当初の理念からはかけ離れているとしました。反問権については、特定な議員に対する感情的な意味での行使になることや議員はどうしても情報や知識が少ないため明確な議員の答弁がしにくいとし、議会報告会については、報告を少なくして参加者の意見を聞く時間を増やし、他の機関との連携や共催が望ましいとしました。講演の最後に廣瀬氏は、市民のため実効性のある議会改革をめざしてほしいと強調しました。
市民のために、実効性のある改革を!
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