今日の午前中は「子どもと教科書岡山県ネット21」の方と一緒に、中学校教科書の採択について、浅口市の中野教育長と懇談をしました。
はじめに、教育委員会の地位と権限の維持、総合教育会議の議題に教育採択方針を入れない、教育大綱に教科書採択方針を書かないなどを盛り込んだ「教科書採択に関する要望書」を渡し、見解を求めました。
中野教育長は、教育委員会の地位と権限の維持は当然とし、総合教育会議の議題に教科書採択はなじまないし、大綱にも入っていないと答えました。また、採択に当たっては、現場の教師、生徒、保護者、市民の声を最大限尊重してほしいとの要請には、当然であり、浅口市での学校の展示は、すべての教師が見れるように配慮していると答え、「公正に、政治的中立性が確保されることが大事」と強調しました。
なお2016年度から4年間使用される中学校教科書の採択ですが、浅口市は倉敷市、総社市、早島町、里庄町の3市2町で広域採択されます。