厚生労働省は日本共産党の国会質問を受けて、親が国民健康保険の保険料を払えないために国保証を取り上げられ「無保険」になっている子どもの状態を調査しています。全国で3万人を超える子ども達が国保証を取り上げられており、岡山県でも150世帯191人にのぼっています。そのうち浅口市では資格証明書発行110世帯のうち4世帯4人(小学生1人・中学生3人)です。「2008・9・15現在」
保険料を払えない世帯に対し、命のパスポートである保険証を取り上げるというのは問題です。とりわけ何の責任もない子ども達を無保険の状態に置くことは一刻も早くやめてほしいと思います。
*資格証明書・・・現在の国民健康保険では、保険料を一年以上滞納している世帯から保険証を取り上げ、かわりに「資格証明書」を発行することを義務付けました。資格証明書では保険がきかず、医療機関の窓口で一旦全額を払わなくてはならないため受診抑制など問題が深刻化しています。なお住民の運動などで発行をやめる自体体も広がっています(551市町村)