8月20日(水)浅口市議会産業建設常任委員会を傍聴しました。委員会はJR鴨方駅周辺整備事業について審議されました。この事業はJR鴨方駅の南北に駅前広場を作り、駅舎を橋上化。さらには二号線の高架も含め、南北を結ぶ自由通路を作るものです。あくまでの市の試算ですが北口広場(用地取得、整備、通信施設移設等)に約340百万円、南口広場(用地取得、整備、交差点整備等)約390百万円、自由通路(横断歩道橋、トイレ、エレベーター等)約720百万円、駅舎移設約550百万円、建物再利用(旧福本屋)約550百万円、幹線道路(二号線南の区画整理)約450百万円で合計30億円という莫大な費用がかかります。注:内訳 国費(まちづくり交付金12億、起債{合併特例債}17億弱、市費9千万弱、「合併特例債:元利償還金の70%は交付税措置」と市は説明。
この日執行部は今後のJR利用者予測、自由通路利用者予測も説明しましたが費用対効果しっかり考えながら見直しも必要です。また市費はわずかだとしきりに市は強調しますが、今後、財政健全化法が施行され、起債事業に一層きびしいチェックがかりますから、今後この事業のみで他の起債事業が全くできないという可能性もあります。いずれにしても今後とも注目したいと思います。