カードの切りあいでなくしっかりと議論を!

  浅口市議会は昨日最終日を迎えました。通例なら午前中で終わるのですが午後3時頃の閉会になりました。執行部提出の条例改正案、新年度予算案などはすべて可決されました。議論が伯仲したのは議員発議による議案。「東北地方太平洋沖地震災害に関する決議」ですが、これは議員報酬を15%カットして4月~6月までの間被災地に送るものです。これは私も賛成し、全会一致で可決。次に出されたのは「浅口市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正」これは、7月~来年3月まで引き続き報酬を15%カットするというもので災害支出が増える事により国から浅口市への交付金が減ることが予想されることへの対応が主な理由です。これについて私は「引き続き9ヶ月間被災地に送るのならわかるが今の提案は理解できない。交付金の削減が実際に起こったらそのときに対応するべき。様々なカードの切りあいでなく、全員参加の議会改革特別委員会が出来ているのでそこで真摯に議論するべき」と質問し、この議案には反対しましたが賛成多数で可決しました。

 さらには「浅口市会議員定数削減及び議長交際費の削減に関する決議」これは議員定数を現行定数から14人の間で適正な議員定数削減を行うべく市民、有権者の意見を取り入れ慎重に協議を進めていくもので、私は「これもまだ時間があるので特別委員会で議論するべき、議会は様々な市民からの意見を集め意志を形成する機関であるが議員が減ることで意見が反映しにくくなるのでは」などと質問しました。この議案には賛成し全会一致で可決しました。

 議会終了後、全員協議会が開かれ、災害への議論がされましたが、すでに議会の方針は決まっていて議論することはありませんでした。今日の議会前に全員協議会か議会改革特別委員会で議論すれば「決議などというカードを切らなくても」決まるものは決まるのではないですか・・・・

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