今日も慌ただしい一日でした。午前中は総社市で共産党の会議、午後からは倉敷市で開かれた山陽時事問題懇談会に議会事務局からの要請で出席しました。
この日の講師は東京大学大学院法学政治学研究科教授の藤原帰一氏で、演題は「中国とどう向き合うか」でタイムリーな講演でした。よくわかるお話で面白かったのですが、基本的には日米軍事同盟強化の立場。そこから立脚されますから、日本の自衛隊と中国の人民解放軍の軍事力は勿論中国が上だが、日本はアメリカに守られていて韓国などとの連携があるため優位にたっており、日本の軍備拡張は必要ない。逆に日本の軍備が拡張されるとアメリカの側が警戒する。また、尖閣諸島の問題で船長を釈放したのはアメリカの要求に沿ったもので日本が中国に屈服したのではないと話されました。
「軍事力」よりいま必要なのは「外交力」ですかね!
夕方はまた鴨方で共産党の会議でした。