11月28日に、住民が行政施策を評価して是非を判断する浅口市としては初めての事業仕分けが行われました。学識経験者やPTAの代表などの団体代表、公募で選ばれた市民評価者22人が「不要」「民間が実施」「現行どおり」「要改善」などの6区分で評価するものです。
この日の判定されたのは4事業で「浅口まつり」が不要、「研修バス」は要改善、「臨時駐車場(鴨方駅周辺)」は不要、「健康福祉センターの浴場」は要改善となりました。仕分け結果は庁内の委員会で協議して来年度の予算に反映させることになるようです。
事業仕分けで思う事は、仕分けされる事業のことです。今回は執行部が4つの事業を選んだのでしょうが、この事業を選ぶのも第三者がするかすべての事業をしないと恣意的な仕分けになります。
たとえば市長がこの事業はいままでどおりにしたいとの思うがあれば仕分けの対象に始めからしないでしょうし、今の風潮はなんでも安くして、できれば民間でとなりますから、市長の考えとしていらない事業のみ仕分けされる可能性も出てきます。これでは仕分けの意味がなくなるのではないでしょうか。