浅口市議会は一般質問三日目が行われ、二人の議員が質問に立ちました。その後突如、知っている議員は知っていたんでしょうが?議会運営委員会が開かれ、発議「浅口市議会議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例」が提出されることになりました。この議案は市長、副市長、教育長の給与を20%カットしたことに伴い、議員報酬も浅口市の行財政改革に協力するため10%カットしようというものです。この議案について、日本共産党議員団は反対の態度を取り、採決の結果議案は否決されました。
なぜ反対したかですが、浅口市議会議員の報酬月額は現在35万円、共済掛金と所得税等が引かれて手取りは24万円です。24万円の手取りでは他に収入がない場合は生活は厳しいものになります。そして、これ以上下げられると議員は他に仕事があるものや大金持ち、または片手間に議員をやる人しかできないことになり、本気で議員報酬のみで市民のために頑張るという議員は皆無になります。
市長などが給与を下げたので協力するという論理ですが、市長の給与と議員の報酬の水準が違いすぎます。そして特別委員会の設置議案もそうですが、唐突に発議するのではなく、もっと議員同士議論するべきでないでしょうか!
なおこの後の議案質疑で、私は工業団地特別会計の「造成概略設計策定業務委託料(1500万円)」の中身について質問、執行部は企業誘致について規模を縮小し実施するための資料づくりと説明、私はこの事業あくまで慎重にと求めました。