金光町の大谷西地区は、地盤が低い上に北は天井川である里見川があり、南は現在、玉島・笠岡道路の工事が急ピッチで進めれており、山肌が露出しています。この状態で、予想を超える大雨が降れば大谷の門前町が浸水するのではとの心配の相談を受け、私は昨年末、赤坂てる子県議会議員の援助も受けながら、地元の人と岡山県(井笠事務所)と国土交通省岡山国道事務所に要望に行っていました。
昨日は、浅口市役所金光総合支所に地元の人と出向き、この間の交渉報告も兼ねながら災害対策について要望しました。まず、この間の経過で「県は、里見川の浚渫はどこまでかはわからないが(西に向けて)今年度計画している。里見川の堰の改良は市との協議が必要。バイパスの工事により県道の側溝に予想以上に雨水が流れるのであれば原因者である国交省が対策を取るべき」。また国交省は「バイパス工事完了後は県道の側溝に流れる雨水は減る見込みで絶対とは言わないが心配ない、今度データーは示したい」と答えたと報告、加えて両者とも災害対策での呼びかけがあった場合はテーブルにつく気持ちがあると報告しました。
この日の市との協議では1)大雨時の樋門のバルブ等の操作の方法や基準について再度、市から関係者に徹底をする。2)早急に市が窓口になり、国土国交省、岡山県、地元で災害対策について協議の場を設定する。ことになりました。「備えあれば憂いなし」しっかり市民のみなさんが安心できるように協議しておく必要があると思います。早急な対応が望まれます。(下は平成16年10月の台風23号で増水した大谷西コミュティハウス附近の写真)