10月10日に浅口市水道事業審議会が開催されました。この審議会は9月の浅口市議会での設置条例の可決を受けてのもので、この日が初会合。諮問事項は、「水道料金の改定について」で主な諮問理由としては「全国的に水道事業は、人口減少や節水意識の高まりなどから、料金収入が減少する一方、水道施設の老朽化や耐震化に伴う更新費用が増大し、厳しい状況が続いている」とし、「浅口市は新市発足以降、17年間一度も料金を値上げをしたことがなく、県内市町村と比較しても安価な水準を維持してきた。しかし、物価高騰の影響に伴う経常費用の増加、施設の老朽化・耐震化などに、今後多額な費用が必要になる状況を踏まえ、持続可能な事業運営へ、現在の水道料金の水準を見直す必要があると判断し審議会の意見を求めた」としています。当然私の9月議会の議案質疑での執行部答弁とほぼ同じ内容であり、今後一定の料金値上げを目論んでいることは間違いありません。
今後、審議会の議論も注目したい思いますが私は、1)独立採算制という理由により基本的に市民の水道料金だけで水道課職員の給与や水道施設の維持管理・耐震化を求めていますが、人口減少の中でもう不可能。 2)市民生活を守るため、一般会計からの繰り入れなどで値上げを止めるべきだと思います。
加えて、いま浅口市の水道事業は金光町は倉敷市から、鴨方町と寄島町は西南水道企業団から供給を受けており、単価も違います。よって供給先をどうするのかも並行して議論しないと結論は出ないと思います。
水道料金の値上げはストップを!
コメントを残す