8月23日に名古屋市で開かれた「第16回生活保護問題議員研修会」に参加しました。概要をお知らせします。
「地域から変えるー生活保護をあたりまえの権利に」と題して行われた研修会。まず、生活保護制度は法定受託事務であり、その実施運用には画一性求められますが、実際には自治体に裁量が委ねられているため自治体間格差が生まれている。
しかし、生活保護は憲法25条の生存権に基づくもので地方の独自性で片付けられない場合があると強調されました。
具体的には、「自動車保有について」「エアコン扶助について」「扶養照会について」「通院移送費について」「法定期限内処理について」などが詳しく解明された。
各自治体で、保護率、捕捉率などを明らかにしながら、生活保護をあたりまえの権利にしていくことが求められており「今こそ、生存権を守る最前線で活動する地方議員の出番」であることが協調されました。
猛暑の中でも頑張りました。
金光吉備小学校の草刈り作業に参加!
中学校の部活動地域移行について議論!
昨日は浅口市議会総務文教常任委員会に出席しました。委員会では浅口市での中学校の部活動地域移行の現状について報告がされました。
報告では現在、部活動地域移行検討委員会で検討が行われており、令和8年度には平日は各中学校での部活動、休日は立ち上げができた地域クラブでの活動をめざすとしています。
なお、地域クラブの方向性については写真のとおりです。
報告を受け私は現在での合同部活動の状況(野球、サッカーなど4種目との回答)を聞き、またスポーツ少年団での中学生に受け入れは種目によっては難しいのではないかなどと話しました。
委員会はその他で執行部から報告があり、来年3月に浅口市は市制施行20周年を迎えることから「ロゴマーク・キャチフレーズ」を募集することなどが報告されました。
また委員からは、体育館へのエアコンの設置、学校プールについて要望があり、執行部は慎重に検討すると答えました。
私はその他で、体育館へのエアコン設置に関連して、選挙の投票所として体育館を使っていることについて、7月の参議院選挙では大変な暑さで健康上も問題があるので場所の変更を検討すること。また「こども誰でも通園制度」については真に子どもの成長につながるように市独自の基準も設置して充実してほしいなどと質問しました。
グリーンガード!
ふれあいサロン!
香取議員の議員辞職勧告決議案を可決!
浅口市議会は今日が最終日でした。議会は、発議の「浅口市議会政務活動費の交付に関する条例の一部を改正する条例について」などや「浅口市一般会計補正予算」などの議案はすべて原案どおり可決されました。
また、「国民健康保険財政への定率国庫負担の増額を求める国への意見書の提出を求める陳情について」は採択されました。
なお、この日「香取良勝議員に対する議員辞職勧告決議案」が提出され賛成多数で可決されました。決議の主な内容は、香取氏が浅口市を相手に名誉棄損を理由に損害賠償を求めた裁判は市の勝訴となり、弁護士費用として多額の公金を支出せざるを得なくなったこと。
また、本会議や委員会で香取議員は裁判での被告は栗山康彦氏個人と主張したが、執行部からは「被告は浅口市」との答弁をするなどの事態になり、議会の混乱を招いた(なお6月16日に行われた産業建設常任委員会では、訴状が参考資料として提出されそこには「被告 浅口市」と明記されていた)などで議会及び市政、市民に混乱を招いたなどとしています。
香取良勝議員への辞職勧告決議案の可決はこれで三度目になります。