今日の午前中は、浅口市議会都市計画調査特別委員会に出席しました。市内の三町はそれぞれ都市計画の状況が違い、以前から問題視されてきました。特に金光町は、市街化区域と市街化調整区域とに線引きがされていて、調整区域には家が建ちにくく、加えて市街化区域内農地が宅地並みに評価されるため固定資産税が高いと言われてきました。
そのため合併以前から様々な議論がされてきましたが、県などの判断が絡むため解決に至っていませんでした。そうした中、市議会では昨年特別委員会を設置。今日が二回目の委員会になりました。
今日方向性がでたことは、現在金光町域は「県南広域都市計画区域」に入っていて線引きがあります。鴨方町域は里庄町と「鴨方地域都市計画区域」を形成していて、線引きも用途地域の指定もなくいわゆる白地です。寄島は都市計画区域に入っていません。
いままでは金光町域も線引きを外し、用途地域の指定もはずずような方向で県などと協議してきましたが、合意に至る可能性が少ないため、線引きを外した上で用途地域は残し特定用途制限地域を指定する方向でも、固定資産税の評価額が下がり、市街化区域内も区域外も一定の開発もできるため、この方向で執行部が県と協議することになりました。