雨の「海の日」になりました。台風の影響が心配です。天気なら孫達と海に行く予定でしたが、この天候では無理。家でのんびりしています。
こんな日は割り切って学習に充てることにしました。
さっき読み終えたのは「地方分権時代の町内会・自治会」(中田稔著)で、町内会からの脱会が自由にできるかという問題や行政と町内会との関係などについて書かれてあります。
2005年の最高裁判決では、「自治会脱会は自由」という判決が出されているとの紹介が。
また行政との関係ではこう書かれています。「町内会は行政と住民との橋渡しとかパイプ役とかいわれてきたが、対等の関係ではなかった。行政は何とか町内会を便利に利用しようとしたし、逆に町内会は地域の問題の解決に行政の特別の配慮を求めるという姿勢が抜けなかった」
いまの時代、行政の下請け機関でなく、自立して地域住民自身で目標を定め自覚する新しい町内会が求められるている。また町内会などはわずらわしいという意見もあるが、東日本大震災は地域のコミュニティの大切さを改めて示した思う。
これからは「放射能のなはし」(野口邦和著)を読みます。原発事故で様々な被害が出ていますが一日でも早く収束してほしいものです。