今日の午前中は、浅口市議会の議会運営委員会が開かれ出席しました。委員会では一般質問の順番などが協議されました。なお、順番は以下のとおりです。
9月3日(月)9時30分~
浅口朋進会 中西 美治議員 日本共産党浅口市議員団 桑野 和夫
香取 良勝議員 佐藤 正人議員
9月4日(火)9時30分~
大西 恒夫議員 藤井 立子議員 山下 周吾議員 沖原 有美議員
9月5日(水)9時30分から
石井 由紀子議員 横山 達士議員
今日から浅口市議会の9月定例会が開会されました。今日は、市長政務報告、委員長報告、議案の提案などが行われました。栗山市長の政務報告の概要は以下のとおりです。
7月豪雨災害では、特別警報などが出される中、災害対策本部を設置して対応。避難所の開設などを行った。今後被害箇所の復旧に取り組みたい。他の被災地支援では、水道水の提供、福祉センターの浴場の提供、避難所の運営支援などに取り組んでいる。
今回は浅口市でも降り始めから300㎜を超え今までに経験したことがない雨量だった。市民のみなさんには、危険性を認識して、リスクを知ってもらう、情報の入手方法の確認、避難行動のシュミレーションをして、命を守る行動を考えていてほしい。
〇 安心、安全では、子ども達を暑さから守るため、小・中のプール、体育施設の使用制限をした。防災では、自主防災組織の組織化、消防の充実、情報の発信の仕方、避難所のあり方を検証して、見直しもしたい。
〇 産業力では、工業団地二期工事の着手、昨年に続き市内9社合同の就職フェアをする。有害鳥獣対策として、対策セミナーも行い、狩猟免許取得費用の補助を行う。
〇 教育では英語教育に力を入れる。ブロック塀の調査を行い、2.2mを超え、控え壁がないという特に危険なものはなかったがひび割れ等も見つかり改修していく。また金光教教学研究所が文化財の指定を受け、これで。市内で
6か所21件になる。
〇空き家対策では、市内1000軒あるうち70%は改善が必要。今後危険家屋の修繕、除去、再利用を進めたい。
〇天文のまちでは、京都大学の188㎝の望遠鏡完成を機に天文博物館のリニューアル、子どもの天文クラブの創設などで観光、教育に活用していきたい。
明日から、浅口市議会の9月定例会が開会されます。明日以下の内容で質問通告します。
1 西日本豪雨災害を受けて、今後の浅口市の災害対策について
1)真備町、総社市などの被災現場を視察されての市長の率直な感想について
2)何よりも市民のいのちと生業を守るという点での今後の方向について
3)今回の災害対応を通じてのいくつかの確認事項について
➀ 今後支所が縮小される予定ですが、災害時の対応は大丈夫なのか
➁ 危険箇所の点検と必要な対応について(金光町大谷小田、沼団地南、占見新田支所付近等)
➂ 工業団地が新たに造成される予定ですが雨水等の処理方法について
➃ 大雨による土砂の撤去費用の公費負担について
2 市民のいのちと暮らしを守る浅口市にするためにも、一層働きやすい職場づくりについて
1)正規職員と非正規職員の比率、定年前とりわけ若い職員の退職の実態について
2)休職中の職員の実態について
3)職員がいきいきと働きがいをもって仕事をする自治体が求められていると思うが方向性がどうか
3 就学援助制度の中の新入学学用品費早期支給について
1)制度の概要とこれまでの実績について
2)近隣の自治体含めて、少なくない自治体が前年度支給(3月頃)を始めているが浅口市でも実施してほしい。
西日本豪雨で被害にあわれた方に改めて心からお見舞いを申し上げます。さて、今回の災害で、土砂崩れなどで宅地に流入した土砂やがれきの処理費用がひとつの課題にもなりました。日本共産党は仁比参議員議員などが国会でも質問。現場の裁量で全額公費での撤去を繰り返し求めていました。政府は、全半壊、床上などを問わず、事後も含め、市町村の事業として整理すれば補助対象にするなどと答えていました。
日本共産党浅口市議員団も、国会での仁比質問などの資料を示して繰り返し執行部に要望。昨日、浅口市でも「自らの宅地内の土砂混じりがれきを撤去した場合の費用は償還する」との回答がありました。
詳しい点はこれから決めるようですが、大きな前進です。詳しくは浅口市のホームぺージをご覧ください。