3月議会での桑野議員の発言と当局答弁を掲載します。議会議事録から抽出し作成しました。
月別アーカイブ: 2017年5月
6月議会始まる!
今日から浅口市議会の6月定例会が始まりました。初日は市長の政務報告、各委員長報告、議案の上程などが行われました。なお栗山市長の政務報告は主な内容は以下のとおりです。
1 人口減少や超高齢化社会は浅口市でも影響あり、市民が積極的に街づくりに取り組んでもらえるように情報発信や街づくりの支援をしたい。
2 産業力の強化へ・・・・企業立地これからも推進したい。移住定住の促進へ、天文台などで新しい人の流れをつくりたい。オリジナルプレート50CCに加え、90,125CC以下も作成したい。天文博物館、来年3月にリニューアルしたい。
3 すこやかに暮らし、支えあう地域づくりを推進したい。発達障害の子どもの居場所は10月の開所をめざした。
4 教育と文化・・・教職員の働き方改革で授業準備、部活支援をモデル実施したい。
浅口スマホサミット2017を開催して、中学生の正しいスマホの使い方などを推進したい。
5 大雨から一年。自主防災組織の支援などで防災と減災を推進したい。
6 イノシシ被害多発を受けて、8月から10月を月間として集中的なパトロールなどを実施したい。
7 行財政改革本庁支所のあり方を検討して、組織、機構、職員配置を示す基本計画を策定する。
以上などで輝き続ける浅口市に全力を尽くす!
質問通告!
今日から浅口市議会の6月定例会が開会されます。今日議長あてに以下の質問通告をします。
1 国民健康保険制度について
1)来年4月から国保が都道府県単位化されますがどう変わるのか。
2)現時点での県及び浅口市の準備状況について。
3)「納付金」と「標準保険料率」の見込み額は。
4)一般会計からの繰入などで高すぎる国保税を下げるために努力してほしい。
2 介護保険制度について
1)今年4月から介護保険制度が大きく変わり「総合事業」もスタートしています。どう変わったのか。
2)現時点でサービスの低下になっていないか。
3)自立支援の名のもとに、介護「卒業」になっていないか。介護認定申請の権利は保障されているか。
4)高齢者のいのちと暮らしを守るために引き続き全力を。
3 JR金光駅周辺整備と関連する事項について
1)JR金光駅周辺整備事業の今後の工事計画について
2)駐輪場の西側が使用できなくなり、加えて金光教の大祭時には中央の駐輪場も使用できなくなるがこの対策は。
3)整備完了後は里見川沿いの道路の交通量が今よりも増えると思うが、周辺の道路整備の計画はどうか。
防災の在り方~地域共生・創生も視野に!
昨日は倉敷市で開かれた山陽時事問題懇談会に参加しました。演題は「防災の在り方~地域共生・創生
も視野に」で,講師は兵庫県立大学の木村怜欧氏でした。木村さんは、「岡山には地震がない」と思っている人が多いが偶々であり、「わがこと意識」が大事である。南海トラフで和歌山県串本町は3分で10mの想定だが、瀬戸内海の場合2時間前後に4m「浅口市は252分で2.8m(県)3m(国)」なので避けることもできる被害もある。また南海トラフで発生する地震の確率は2034年±15年。今後訓練により計画を完成させることが大事であり、マニュアルは作るためでなく使うためにある。そしてすべての前提は自分が助かることで、自分が助からなければ人を助けることができない。などと強調しました。
第40回市町村議会議員研修会で学んだこと!
5月15日と16日に神戸市で開かれた第40回市町村議会議員研修会に参加しました。主に感じた点について報告します。初日は記念講演があり、西堀善久夫愛知大学教授が「自然災害への備え」と題して講演。西堀氏は、自然災害の被災者は基本的に社会的弱者や経済的弱者に集中する。それは住宅の強度や被災後の対応力の差などによるもの。自然の変化を防ぐことはできないが、それが大災害になるかどうかは社会の在り方による。東日本大震災では、自治体連携という新しい災害支援という形が生み出された。これを発展させていくことが日本の地方自治と有効な災害復興につながる。今後は事前に復興まちづくりを準備しておくことが大事で、計画だけでなく住民参加で日々のまちづくりを展開することも大事である。また「受援力」として、自らできることと支援を受けることを明確にしておくことも必要で、「受援計画」を立てることが求められている。
二日目は、選科で長友薫輝三重短期大学教授が「我が事として丸ごと国保の都道府県単位化をとらえる」と題して講義がありました。長友氏は、国は社会保障費を抑えるため「介護から地域に」「専門職のサービスから非専門職のサービスへ転換」してきている。今後は医療保険と介護保険がターゲットで、マーケット化も狙っている。国保の単位化後は、医療費の推計は県が行い、県は市町村に納付金を提示するとともに標準保険料を提示する。市町村はそれを参考に保険料率を決めることになる。今の国保の最大も問題は国が公費負担を大きく削減したことにある。払える保険料にして将来の納税者を増やしていくことが大事である。
小学校の統廃合、当面やる予定はない!
今日は浅口市議会総務・文教常任委員会に出席しました。委員会はまず所管施設の視察が行われ、市立六条院子ども園と六条院小学校なかよし児童クラブを視察しました。その後委員会は、執行部から本庁と総合支所等の在り方について、今年度はプロジェクトチームをつくり業務、人員配置、庁舎のレイアウトなどを検討して基本計画案をつくること。河川事務所が最大規模降雨による洪水浸水想定区域が示したことを受けて今後対策について関係機関とともに検討したい。地域おこし協力隊が4人になったことが報告されました。
私はその他で、学校の統廃合について「60年ぶりに文部科学省が改定した{公立小学校・中学校の適正規模・適正配置等に関する手引}では学校規模の適正化で{小学校で6学級以下、中学校で3学級以下の学校については、速やかに統廃合の適否を検討する}としている。私は子どものためにも、地域のためにも統廃合はどうかと思うが教育委員会として検討しているのか」と質問。執行部は「金光竹小学校については、複式学級について今後検討する可能性はあるが、統廃合については教育委員会など含め協議したことはない」と答えました。