日別アーカイブ: 2016/11/11 金曜日

浅口ふれあい号の乗車人数は年々増加!

  浅口市の市営バス「ふれあい号」ですが、27年度の乗車人数は28,527人で、前年度比で100・5%の微増でした。ただし23年度の乗車人数は20、540人でしたから年々着実に増加しているようです。また、一便平均の乗車人数は平成23年度が5・7人、平成27年度は8・4人です。
 
 平成27年度の市内6線あるコース別の1便平均の乗車人数は、金光北線が6.7人。金光南線が3.8人。鴨方西線が7.3人。鴨方東線が5.6人。寄島西線が15.9人。寄島東線が10.2人で、依然として寄島線の利用が群を抜いています。
eki

市町村議会議員研修会で学んだこと!

 11月7日、8日と大阪市で開かれた「第38回市町村議会議員研修会」に参加しましたがその概要を報告します。

 第一講義は、「子ども・若者の貧困と自治体政策づくり」で講師は浅井春夫氏でした。内容は、6人に1人と言われている子どもの貧困。聞こえない声をどう聞くのかが大事。そして対策の視点として乳幼児期の対応も大事だと強調。子ども食堂は、自己責任論でなく、食べていない子どもたちに誰かが食べさせることであり、貧困状態にある子どもたちに「見捨ててないよ」という希望のメッセージとなっているとしました。また自治体では貧困の子どもがいない街にするため、貧困率の削減目標なども明記した「子どもの貧困対策条例」の制定が求めれていると話しました。

 第二講義では、「高齢者介護・福祉政策をめぐる争点と自治体の役割」で講師は河合克義氏でした。内容は、高齢者の生活問題は介護保険だけでなく総合的に考える必要があるとし、それは介護保険の認定をしていない高齢者が80%おり、「助けてと言わない」「申し訳ないので支援を受けたくない」人にどう対応するのか大事。そのため権限や横のつながりのある公的ヘルパーの導入を提案していました。

 第三講義は。「新総合事業へすでに移行した自治体の事例紹介」で講師は長友薫輝氏でした。介護保険は保険でなくなりつつあるとして、住民本位の地域ケアの構築と住民にとっての必要な介護保障の必要性を話しました。
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