今日は金光町佐方地区で70歳以上を対象に年5回開かれていますふれあいサロンに実行委員として参加しました。今回のサロンは、まず冬の健康管理の講話を聴いた後、サンマを焼き、新米を焚いての食事会、いつも手作りの食事には感謝です。その後はお正月のお飾りを作成し楽しい時間を過ごしました。

投稿者「桑野かずお」のアーカイブ
浅口ふれあい号の乗車人数は年々増加!
市町村議会議員研修会で学んだこと!
11月7日、8日と大阪市で開かれた「第38回市町村議会議員研修会」に参加しましたがその概要を報告します。
第一講義は、「子ども・若者の貧困と自治体政策づくり」で講師は浅井春夫氏でした。内容は、6人に1人と言われている子どもの貧困。聞こえない声をどう聞くのかが大事。そして対策の視点として乳幼児期の対応も大事だと強調。子ども食堂は、自己責任論でなく、食べていない子どもたちに誰かが食べさせることであり、貧困状態にある子どもたちに「見捨ててないよ」という希望のメッセージとなっているとしました。また自治体では貧困の子どもがいない街にするため、貧困率の削減目標なども明記した「子どもの貧困対策条例」の制定が求めれていると話しました。
第二講義では、「高齢者介護・福祉政策をめぐる争点と自治体の役割」で講師は河合克義氏でした。内容は、高齢者の生活問題は介護保険だけでなく総合的に考える必要があるとし、それは介護保険の認定をしていない高齢者が80%おり、「助けてと言わない」「申し訳ないので支援を受けたくない」人にどう対応するのか大事。そのため権限や横のつながりのある公的ヘルパーの導入を提案していました。
第三講義は。「新総合事業へすでに移行した自治体の事例紹介」で講師は長友薫輝氏でした。介護保険は保険でなくなりつつあるとして、住民本位の地域ケアの構築と住民にとっての必要な介護保障の必要性を話しました。

浅口市のふるさと納税!
支所機能を縮小!
今日は、浅口市議会総務文教常任委員会が開催され、出席しました。委員会では「平成27年度浅口市一般会計歳入歳出決算」などの審査が行われました。私はこの中で、安倍政権になり、地方創生加速化交付金などのように使い道を限定して交付金が多くなっており、そうでなく地方交付税のように自由に使えるようにするべき。また、ふるさと納税制度の収支、県の「頑張る学校応援事業交付金」の問題点などを質問しました。
その他では執行部から、浅口市の第二次総合計画の進捗状況、本庁と支所(分室)のあり方について、行財政懇談会に市の方針を説明したこと、研修バスを平成29年度から廃止すること。地域おこし協力隊を2名にしたことなどが報告されました。この中で私は本庁と支所のあり方について、市の方針は「総合的な市民サービス向上のため、本庁の機能・体制を強化し(本庁へ集約)、支所(分室)は、市民に密接に関連する窓口業務を維持し、規模を縮小して残す」としていますが、市の方向を先に示すとそれがベースになった答申になり、懇談会での自由闊達な議論できなくなるということを指摘しました。
都市計画特別委の視察で学んだこと!
10月26日、17日と浅口市議会都市計画調査特別委員会で京都府綾部市に、都市計画区分(線引き)廃止についての行政視察に行きましたが、視察で学んだことを報告します。 綾部市は人口約34,000人、面積34haで人口は浅口市とほぼ同じです。昭和56年に市街化区域と市街化調整区域の線引きを導入。人口の半分が市街化区域以外に住んでいました。市では新たな街づくりへ、線引きを廃止して、定住促進を目指そうと平成23年度から検討を開始。平成28年5月10日に線引きが廃止されました。実質の作業は約3年でした。浅口市では廃止に約5年ということですが3年という短期間で廃止できたのは、都市計画区域が広域でなく綾部市だけで、浅口市のように他の市町村の同意を基本的に得る必要がないことが最大でした。
なお線引きの廃止により、市街化区域内のある農地の固定資産税評価が宅地並みに評価から一般農地の評価になり固定資産税と都市計画税の賦課額が下がります。綾部市では平成29年度の試算で2400万円下がるといことですが、今後線引きの廃止による、開発でカバーしたいということでした。浅口市でも今後そのあたりも課題になりそうです。




