線引き問題で議論!

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今日の午前中は、浅口市議会の都市計画調査特別委員会が開かれ委員として出席しました。この委員会は6月議会中に設置され今日が初会合。線引き問題では特に金光町の方が「市街化区域農地の固定資産税が高い、調整区域には原則家がたたないので改善を」などの要望があります。

委員会では、都市計画制度の内容とこれまでの取り組みが執行部から報告されました。その内容は「都市計画制度の中の区域区分(線引き)は金光町のように都市計画区域内を市街化区域と市街化調整区域に区分し計画的な市街化を形成しようとするもの。また用途地域も定ることができ、これも金光町のように住居専用地域や商業地域など12種類の線引きよりさらに具体的な都市計画として定めるもの。さらには倉敷市の美観地区の景観条例のように市の条例で定める特定用途制限地域がある。」「浅口市の都市計画区域は、金光町が属する県南広域都市計画区域(線引き、用途地域あり)と鴨方町、里庄町からなる鴨方都市計画区域(線引き、用途地域なし)があり、寄島町は都市計画区域から外れている。」「区域区分の変更は大臣の同意を得て県が決定する。」

以上のことから執行部は、市議会の産業建設常任委員会の意向も尊重し「金光町も鴨方町と同様の非線引きの白地地域((用途地域も特定用途制限区域もなし)」という方向で県と協議を行っているが、県は「市としての統一的な土地利用規制等をするようとの立場で全部白地にするのは難しく、新たな規制を求めているのが現状」とのことでした。執行部は市民の意向も調査して引き続き県とも協議すると答えました。

委員会では今後も執行部とも協議しながら、取り組んでいくことになりました。

 

 

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