福島原発事故のあと子ども達を放射能から守ろうと把握されいるだけでも岡山県内に818人(昨年12月現在、中四国九州で最多)が避難されています。
こうした中、昨日浅口市や里庄町、笠岡市に母子避難している人などの集まりがあり、共産党にきてほしいということで参加しました。参加したのは群馬から母子避難している里庄町在住の人。千葉県柏市から鴨方町に子ども三人と避難している母親。夫と福島県会津地方から笠岡市に避難している人。千葉県八千代市から里庄町に母子避難している人。東京から鴨方町に子ども二人と避難している母親です。
「事故後子どもの様子が変わり、近所の子が鼻血を出すようになり、我が子も体が動きにくいと言い出し避難した」「事故後、近くの川で魚を取らないように指示が出て不安になり避難した」などと話し、「当時の枝野官房長官の(影響なし)会見にだまされた」「マスコミは被災県三県以外は蚊帳の外にしている」「北朝鮮の核実験批判やアベノミクスの前に政府はしっかり対応してほしい」とも。
また、「国が安全といっているのになぜ避難してきたのかと言われる」「市役所に行き避難者登録しようとしたが、職員が制度を知らなかった」「主人との二重生活で暮らしが大変」などと自主避難の難しさが話されました。
今後、「近隣で避難している人を可能な限り把握して、ネットワークを広げたいので協力してほしい」「話を聞いてくれるだけでもありがたい」と言われ、連絡を取り合うことを約束してこの日は別れました。
参加してみて、母子避難の大変さを実感しました。「原発事故子ども・被災者支援法」も研究してできることしたいと思いました。