今日は笠岡市で開かれた平成22年年度笠岡市議会議員研修会に近隣の市議会議員として参加しました。演題は「議会基本条例について」で、講師は廣瀬克哉法政大学法学部教授でした。
廣瀬氏は地方議会改革が静かに広がり、2010年10月までに134議会で議会基本条例が制定されている。反面、名古屋市や阿久根市、大阪府など議会と対立している自治体もあり、どちらかと言えば首長に問題があると思われるが議会がたたかれている。それは市民がこんな議会であってほしくないというイメージはすぐに浮かんでも(議員定数、報酬、政務調査費が多い等)、こんな議会が必要というイメージは浮かんでこない。コストの議論でなく議会として機能するためこれくらいのものがいるというアピールが必要である。こうした中、国は60年の一度の地方自治法改正の検討が始動しており、チャンスが来ている。市民の議会にするために改革が求められている。などと話しました。
わかりやすい話でした。議員はしっかり勉強していくことが求められています。