今日は浅口市議会民生常任委員会を傍聴しました。
委員会では視察していた「リュース事業について」「児童福祉について」が議論されました。
その後執行部から、健康福祉センターの改修工事について報告され、いくつかの質問がされました。
執行部からはさらに4月から、各支所の健康福祉係を本庁に集約することが示されました。
理由は、専門職員の不足、相談件数の増大などへの対応のため、集約して効率的・合理的業務を行い、持続可能な浅口市にするためとしています。
委員からは、金光・寄島での相談はどうするのか。専門職員が足りないのではないか、募集の工夫が必要ではないかなどの意見が出されました。これについて執行部は、遠隔相談窓口での相談も可能だが、基本的には本庁に来てもらいたい。相談の予約方式も考えたい。公募しても職員が来ないのは浅口市だけではなく、漫然と待ってはいない。などと答えました。
この件での意思決定はいつしたのかは知りませんが、4月実施となればまさに短期間での準備になり無理があると思います。なぜ唐突に決め、4月実施とそんなに急ぐのか、今年の7月でも来年4月でもよいのではないか。 しっかりと準備をする方が住民サービスの向上になるのではないでしょうか。
加えてこの件について部内であるいは課内で議論されたのかどうか疑問です。
実際に市民と向き合っているのは窓口等の職員ですから、その職員の英知を集めていくのが最善だと思います。さらには影響を受けるのは市民ですから市民への説明をされたのかどうか疑問です。
この2年間、健康福祉部は健康こども福祉課の新設を中心とした課の統合、低層棟の改修、そして今回の件と様々な改革を実施してきましたが、いずれも性急でありしっかりとした議論がされてきたのか疑問です。
またこの間、健康福祉部内で保健師を含め多くの職員が退職や休職をしていますが、職場内で問題はないのか、仕事のやりがいがある組織になっているのか。こうしたことでの検証はされているのか疑問です。
結局、この件は、12日に開かれる全員協議会で報告されることになりました。
いきなり支所の健康福祉係を本庁に集約!
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