
浅口市議会は今日から一般質問が始まりました。今日の質問者と質問項目は以下のとおりです!
〇 佐藤 正人議員 1 浅口市のひきこもり対策は 2 増え続ける空家の適切な管理は
〇 大西 恒夫議員 1 水道事業 金光地区への給水について 2 天文台について
〇 山下 周吾議員 1 国民の祝日に関する法律の改正に伴う月曜日祝日の増加と
浅口市内の体育施設の運営について
今日から浅口市議会の6月定例会が開会。本日は市長の施政方針、各委員長報告、議案の提案などが行われました。なお栗山市長の施政方針の概要は以下のとおりです。
1 地域資源の発掘、企業誘致・・・産業力の強化は人口減少、少子高齢化対策になる。雇用促進、活性化のために工業団地第二期事業を行う。農業の振興、有害鳥獣対策進めたい。
2 観光、移住定住・・・宇宙一の京大天文台まもなく、天文のまち浅口へ、博物館ニュアルオープン。PRしたい。
3 地域づくり、健康づくりなど・・・健康ポイント事業継続したい。20歳の胃がんに関連する検査・除菌に対して助成する。放課後児童クラブの充実など進めたい。
4 高齢者福祉・・・サロンの充実、高齢者の見守りネットワークの充実。
5 教育・・・子ども達の能力、個性をのばし自立をめざす。スポーツの推進。
6 都市・生活空間の整備・・・ふれあい号1台増やし、週二回運行を三回にしたい。空き家の活用と対策も進めたい。
7 行財政改革・・・持続可能な浅口市へ市民サービスを維持しながら本庁・支所の見直し進めたい。
今後も住み続けたい、住みたい浅口市をめざしたい・・・

いよいよ今日から改選後初めての本格的な議会、6月定例会が始まります。本日井上議長あてに下記のとおり質問通告を提出します。
1 「空き家」対策の強化を
1)浅口市の空き家率と空き家数(旧町別)は
2)これまでの「空き家」対策の状況は
3)「空き家対策等の推進に関する特別措置法」の概要は
4)老朽危険家屋の対策を急いでほしい。
5)今後、「空き家」の活用を含めての対策について
2 企業誘致について
1)企業誘致の状況について(税収・地元雇用等)
2)今後の計画について
3)今後の企業誘致は、徹底して無駄を省き、地元雇用や環境問題なども重視し、慎重に進めてほしい。
3 学校給食費の無償化について
1)全国、岡山県の実施状況は
2)法的に問題ないと思うがどうか
3)浅口市でもぜひ実施してほしい。
5月14日15日の両日、岡山市で開かれた「第44回市町村議会議員研修会」に参加しました。その概要を報告します。1日目の記念講演は、「公共施設、空き家、コンパクトシティをどう考えるか」と題して中山徹奈良女子大教授が講義しました。中山氏の講演は「政府は人口が減少しても生き残れるための施策として、ハード面ではコンパクトシティ。ソフト面では市町村の連携(連携中枢都市圏)を進めている。しかし、コンパクトシティによる居住地を小さくする誘導策はなく、実現はほぼ不可能である。また小学校区を基礎として進めてきた居住地計画と矛盾する。そして連携中枢都市圏は中枢都市にぶら下がることなる。自治体の動きとしては➀開発型自治体 ➁拠出抑制型自治体に分かれるがどちらもベストでなく、市民共同型自治体(行政の地域化)が望ましい。また地方の再生のためには東京一極集中の是正が大前提であり、それが少子化の歯止めになる。さらに、自治体が重視すべき施策は格差是正であり、地方が財源を活用してやるべき。保育所、介護施設の建設などで社会保障を強めることが雇用確保も含め一番の経済効果につながる。また貧困の連鎖を食い止める最善の方法は、子どもの発達保障のため教育条件の整備である。また空き家対策としては、市町村の財政負担を減らすこと、老朽化危険家屋対策を優先させることが大事など」と強調しました。
2日目の選科では、「地域産業政策・地域経済振興策への向き合いを感がる」と題して、鈴木誠愛知大学教授が講演。鈴木氏は、「いま市町村の産業施策が大きく変わろうとしており、企業誘致一辺倒の施策を見直し、若者の行動力とネットワーク、ベテランの職業経験と老齢年金を活かし、多世代が共生しビジネスや会社を地域からお輿、災害に強く回復力のある地域づくりを後押しする中小企業振興条例などを策定していく産業自治が始まっている」などと話しました。いずれも6月議会での一般質問のテーマにしたいと思います。