投稿者「桑野かずお」のアーカイブ

昭和水門の改良を!

  

 この程、日本共産党西部地区委員会内の自治体の議員と仁比そうへい参議院議員との懇談会が開催され、出席しました。懇談会は仁比議員のあいさつのあと、各議員から今回の西日本豪雨などの災害対応での問題点や要望が出されました。
 私は、今回浅口市では被害が少なったもののいつ甚大な被害があるかもしれないという立場で、倉敷市玉島の昭和水門(写真)の改良(排水ポンプの設置)の指導を要望しました。
 浅口市などを通っている里見川(県管理の二級河川)は、玉島に行き、玉島商業高校の西を通り、昭和水門を抜け瀬戸内海に流れます。この昭和水門ですが、大雨により里見川の水量が多くなれば水門を開けるのですが、海が満潮の時など逆流をさけるため、水門は開けません。これにより里見川の水量は多くなり続け、7月豪雨の時のように雨量が多くなれば里見川に繋がる、新川や竜王川なども増水し、八重、占見新田、須恵、大谷などの一部の土地が冠水します。
 こういう状態を避けるためには、海が満潮時であっても排水ポンプにより強制的に排水することで必要です。このために県には排水ポンプの設置、国には県の改良についての補助の改善が必要だと思います。

空家の緊急安全措置、行われる!

  
 
 近年、空家は大きな社会問題になっており、浅口市でも同様です。市の調査では市内には1000件の空家があるとしています。このため市では法に基づき、今年3月に空家等対策計画を策定しています。空家は近隣に迷惑をかけないため管理や修繕を所有者が行うのが当然です。しかし所有者が実在しないなどの理由で空家の状態が悪化し、近隣への危険が切迫している空家もあります。市の条例では、そのような切迫した危険状態を回避するために、必要最小限度の緊急安全措置を行うことができるようになっています。その規定に基づき今回、金光町大谷の空家に対してその措置が行われています。
 この空家は、所有者が実在してなく、台風などで風が強い時は屋根の一部が飛ぶなどで、近隣の家や通行人に被害がでないか心配されていました。危険な空家は官民一体でなくしていきたいものです。

フットサル場(寄島)来年1月から使用再開!

  今日の午前中は、浅口市議会総務・文教常任委員会を傍聴しました。
 委員会では、平成29年度一般会計歳入歳出決算(所管分)の認定などが審査されました。
 その他では、執行部から、1 平成30年度市政振興功労者表彰式を来年1月19日(土)に行うこと。2 芝の張替えなどを行っていた寄島町のフットサル場が来年1月から使用の再開ができること。今後、使用料金の見直しをすることが報告されました。

浅口市市議会民生常任委員会視察のご報告!

一日目は滋賀県米原市へ行きました!米原市では、高齢者などが気軽に集まれる拠点づくりとして、各地域で居場所づくり進めていました✨ポイントは、地域のニーズを把握して、「自分たちで出きることと住民のやってほしい」をつなげることで!地域での見守り、カフェ、移動販売などを行っているとの話\(^^)/介護予防などの成果も上がって来ているそうですが、やっている地域とやってない地域の格差の問題や担い手の確保などの課題も話されていました。
 視察二日目は、芦屋市に行き、生活困窮者自立支援制度について視察しました。社会福祉協議会に委託しているこの制度の特徴は、「障害者」「高齢者」などの縦割りでそこに当てはまらない人への対応を目指しています。そのためプロジェクトチームは、お困りです課、住宅課、水道管理課など本来社会保障とは直接関係のない課も加わり、多方面から困窮者の把握に努めています。私も何点か質問しましたが、切れ目のない支援には感心しました。加えて保健センターも見ましたが、ワンストップのサービスが見事にできるようでした。

あさくち民報、配布します!

  日本共産党浅口市議員団の議会報告の「あさくち民報9月議会号」がこの程出来上がり、昨日から手分けして配布が始まりました。市内に約8000部、私は金光町を中心に約2000部配ります。秋を感じながらもできるだけ一気に配布したいと思います。

市民に寄り添う計画を!


  今日は「浅口市地域福祉計画策定委員会」に市議会民生常任委員長として出席しました。この計画は「福祉からのまちづくり計画」と位置付けられており、浅口市では初めての計画づくりとなります。委員会は互選により私が委員長に選出され、あいさつで「市民に寄り添う、実効ある計画にしたい」と話しました。議事では今年度末の策定をめざし、今後アンケートやワークショプなどを行い市民ニーズをつかんでいくことなどが決まりました。

西日本豪雨の教訓などを学ぶ!

今日は、笠岡市で開かれた、山陽時事問題懇談会に参加しました。今回は「西日本豪雨の教訓と被災地の復興」と題して河田恵昭関西大社会安全研究センター長が講演しました。河田氏は、西日本豪雨で岡山県が設けた災害検証委員会の委員長も務めており、日本も世界も災害多発時代に入っていて、西日本豪雨はこれで終わりではなく、これからへの警鐘。起こってからしか対策を講ずることができない災害対策基本法は抜本的に見直す必要があると強調。被害を少なくする減災だけでなく、被災からの回復を早くする縮災も大事としました。さらに、復興について河田氏は、どのような復興が望ましいのか、住民同士で徹底的に話し合うワークショプが必要などと話しました。