
今日の浅口市議会総務・文教常任委員会、執行部は児童数が減少している金光竹小学校(写真)について、国の基準に沿って令和3年度から一部で複式学級を導入)したいとして、来年度から準備したいと旨報告しました。また消防の施設整備補助金について機庫の新設と改修については上限額を撤廃したいとしました。
投稿者「桑野かずお」のアーカイブ
人工芝多目的グラウンド、総額で約6億円!
今日は浅口市議会総務・文教常任委員会を傍聴しました。委員会は寄島に計画している人工芝多目的広場について執行部から説明がありました。説明では現在、詳細設計と事業費の積算をしており、人工芝の面積は1.2haで、サッカーなら成人は一面、少年なら二面が取れ、グラウンドゴルフなら二コースが取れると説明。260台置ける駐車場とトイレの改修も行い、総事業費は5億6千200万円。給食センターの撤去費を加えると総額では約6億円としました。財源としてはtotoとJFAの助成が1億2千800万円で、残りは過疎債としました。また、周りはフェンスで囲むので、子ども達も安全に遊べるなどと説明しました。
その後、沖原委員が隣接する住民には詳しい説明をしたのかなどと質問。執行部は「工事の前には当然することになる」と答弁しました。また他の委員は「お金が余っているのなら別だが、海に面している寄島の防災対策はないがしろにして、本当にこれでよいのかしっかりとした議論が必要。このまま予算がでるのなら考えざる得ない。過疎債を強調されるが、交付税措置があるだけであり、借金には変わりない」と強調。執行部は「分けて考えてほしい。グラウンドは寄島の活性化をめざしたもので、災害対策は別に対応しなければならない」などと答えました。

備中県民局に要望!
あさくち民報の配布が終わりました。
年末年始の燃えるごみの収集、改善へ!
今年も頑張ります!
人工芝グラウンドよりも防災や福祉に❕
昨日は、浅口市議会の本会議のあと全員協議会が開催されました。会議では執行部が寄島に計画している人工芝多目的グラウンドについて説明。新設の理由として、幼児から高齢者・障がいのある人まで安全に利用できる施設の強い要望があり、寄島なら有利な過疎債(全額起債でき、その70%が交付税措置をされる)が利用できる。来年はオリンピック・パラリンピックもありスポーツへの関心が高まる。交流人口が増え、寄島の活性化につながるなどとしました。検討内容では、昨年9月にプロジェクトチームをつくり、人工芝にするか天然芝にするかも検討、人工芝とし、場所は当初の三つ山スポーツ公園は地下に石炭灰が埋まっており工事をする上で許可が出ない可能性がありB&Gグラウンド付近に変更したと説明。総事業費は5億6千200万円でトトとJAFの助成が1億2千800万円。差額の4億3千400万円全額を起債し、その70%が交付税措置をされるため実質的な持ち出しは1億3千万円余りとしました。また給食センターの撤去に約4千万円かかり過疎債を利用して持ち出しは約1200万円としました。
私は、これまで総務・文教常任委員会を含め、今日のような総合的な説明がなかったのはどうなのか。市内のスポーツ施設全体の整備計画を作り、その中で人工芝スポーツ公園を位置付けるべきで唐突である。持ち出しは1億3千万円と少ない数字ばかりを強調するが、事業費は5億6千200万円である、加えて70%はあくまで交付税措置であり3億380万円が必ず算入されるとは限らない。いまは人口芝グラウンドよりも防災対策や福祉政策にお金を使うべきと重ねて強調しました。他の数名の議員も反対の立場から意見を述べていました。





