人工芝グラウンドよりも防災や福祉に❕

昨日は、浅口市議会の本会議のあと全員協議会が開催されました。会議では執行部が寄島に計画している人工芝多目的グラウンドについて説明。新設の理由として、幼児から高齢者・障がいのある人まで安全に利用できる施設の強い要望があり、寄島なら有利な過疎債(全額起債でき、その70%が交付税措置をされる)が利用できる。来年はオリンピック・パラリンピックもありスポーツへの関心が高まる。交流人口が増え、寄島の活性化につながるなどとしました。検討内容では、昨年9月にプロジェクトチームをつくり、人工芝にするか天然芝にするかも検討、人工芝とし、場所は当初の三つ山スポーツ公園は地下に石炭灰が埋まっており工事をする上で許可が出ない可能性がありB&Gグラウンド付近に変更したと説明。総事業費は5億6千200万円でトトとJAFの助成が1億2千800万円。差額の4億3千400万円全額を起債し、その70%が交付税措置をされるため実質的な持ち出しは1億3千万円余りとしました。また給食センターの撤去に約4千万円かかり過疎債を利用して持ち出しは約1200万円としました。
私は、これまで総務・文教常任委員会を含め、今日のような総合的な説明がなかったのはどうなのか。市内のスポーツ施設全体の整備計画を作り、その中で人工芝スポーツ公園を位置付けるべきで唐突である。持ち出しは1億3千万円と少ない数字ばかりを強調するが、事業費は5億6千200万円である、加えて70%はあくまで交付税措置であり3億380万円が必ず算入されるとは限らない。いまは人口芝グラウンドよりも防災対策や福祉政策にお金を使うべきと重ねて強調しました。他の数名の議員も反対の立場から意見を述べていました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です