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健康福祉センターの改修費(低層棟有効活用)削減の修正案は否決される!

 浅口市議会は19日、最終日となり議案の討論・採決などが行われました。賛否が分かれた議案は、「令和6年度浅口市一般会計補正予算第5号)」と「浅口市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例」(市長、副市長、教育長の一時金を人事院勧告により増額するもの)。
 補正予算では、健康福祉センターの改修費約4億5千万円を削る修正案が提出され、起立採決の結果、賛成6人反対8人で否決されました。私は修正案に賛成の立場で「低層棟の中のスペースで就学前の子ども達を年齢で三つに別けるために安全上・災害対策上支障がある。さらに保護者等の意見を聞いて、市役所内でも議論して英知を集め、より良いものを提案してほしい」などと討論しました。
 また、特別職の職員の一時金を引き上げる条例でも私は反対しましたが賛成多数で可決されました。

産業建設常任委員会を傍聴!

  今日は産業建設常任委員会を傍聴しました。委員会では「令和6年度浅口市一般会計補正予算(所管分)」などが審査されすべて原案どうり可決されました。その他では、執行部から「下水道事業の経営について」「倉敷市の水道料金改定に伴う分水契約の変更について」「西南水道企業団から浅口市への用水供給に係る協議について」の報告がありました。
 まず「下水道事業の経営について」では、令和4年度決算から純損失を計上しており物価高騰などで厳しい財政運営となっている。引き続き効率化及び経営健全化に取り組むとしています。なお、今後人口減少等を加味しての料金の改定も検討される可能性もあると思います。
「倉敷市の水道料金改定に伴う分水契約の変更について」は倉敷市が、令和7年4月検針分以降現行から10%引き上げ、令和8年4月検針分以降現行から20.82%引き上げがされることから、契約上の規定により金光町への水の供給料金も上げることになり、現在は税抜きで1㎥136円が令和7年度は150円になり。令和8年度からは164円になるというもの。これにより令和6年度は約350万円の支出増になり令和7年度は約2、460万円の支出増になるとのこと。なお現在のところ当面このことでの市民への負担は考えてないとのことでした。
 また「西南水道企業団から浅口市への用水供給に係る協議について」では、令和5年度に浅口市から西南水道企業団に金光町の区域に用水を供給できるように制度の改正を申し入れていましたが、これに基づき令和6年11月に企業団から関係市町での協議を求める通知があったとのことでした。

健康福祉センターの改修などで議論!

今日は浅口市議会の民生常任委員会を傍聴しました。委員会は「浅口市心身障害者医療費給付条例の一部を改正する条例について」「一般会計補正予算(所管分)」などが審査されすべて原案とおり可決(補正予算は起立採決で賛成多数)されました。なお浅口市心身障害者医療費給付条例は精神障害者も給付の対象に加えるもので、私は以前から一般質問などで求めてきたものです。
 また補正予算では、未就学児とその保護者の交流スペースなどを設置する健康福祉センターの一部改修(低層棟有効活用)での議論が集中。委員からは「決まっていないことが多いのでもう少し慎重に検討してほしい」「もっと利便性の高いものに」「予算を縮小してほしい」などの意見が出され、執行部は「つどいの広場を移転するのが基本」「出された意見は真剣に検討したい」「改修費用だけでなく、非常用発電機、駐車場の整備なども含め予算は約4億5千万円」などと答えていました。
また、「新型コロナウイルスワクチン定期接種の対象範囲拡充と貴市独自での費用軽減に関する陳情書」を含む陳情はいずれも採択されました。(写真はイメージ図)

一般質問三日目と議案質疑!

浅口市議会は今日が一般質問3日目、議案質疑なども行われ私も質問しました!
なお、一般質問した議員と質問項目は次のとおりです!
○早苗ネネ議員-1 丸山公園の現状と持続可能な活用について
○石井由紀子議員-1 浅口市職員の働き方改革の取り組みについて 2 保育園、こども園、学童保育事業について

一般質問二日目!

浅口市議会は、一般質問二日目。5人の議員が一般質問しました。質問した議員と
質問項目は次のとおりです。
〇山下周吾議員・・・1 浅口市の公共施設について(防災・熱中症対策を含めて)
〇沖原有美議員・・・1 有害鳥獣対策について 2 公共施設の管理について 3 西南水道企業団からの水道供給について
〇斎藤貴士議員・・・1 健康福祉センターの有効活用について
〇藤井立子議員・・・1 少子化対策について 2 女性の人口
流失に対する対策について 3 浅口市の男女格差の解消の取組
4 浅口市の職員・教員のメンタルヘルス

一般質問しました!

 浅口市議会では、今日から一般質問がはじまり私も質問しました。私が質問したのは、1)浅口市内の公立小中学校の教職員の処遇改善について 2)健康福祉センターの改修(低層棟有効活用)についてでした。教職員の処遇改善については「教職員の長時間労働では健康と家庭生活、子ども達に大きな影響を与えていると指摘。市の段階で人を増やし、不要不急の業務の改善を求めたのに対して、中野教育長は「県に対しての要望も含め浅口市としても改善に努力したい」と答えました。健康福祉センターの改修では、計画案決定の上で問題がなかったのか。有効活用に関するアンケートと計画案の整合性。年齢ごとに部屋を分ける意味と安全対策などを指摘。「もっと市民の声を聞き、さらには職員の英知を集めてより良いものにしてほしい」と指摘しました。
 なお私以外の質問した議員と質問項目は次のとおりです。
 香取良勝議員・・1 税金の無駄遣いについて 2 残土の譲渡等について
 竹本 寛議員・・1 浅口市の障がい者就労支援について尋ねる 2 浅口市の高齢化進行にともなう福祉施策について尋ねる
 佐藤正人議員・・1 津波浸水想定表示板と海抜表示板について 2 指定避難所における防犯ブザーについて 3 学校図書館における  子ども達の読書環境について
 加藤淳二議員・・1 開示請求について 2 カスターハラスメントの防止について

12月議会が始まる!

浅口市議会の12月定例会が今日から始まりました。初日は、決算の認定や議案の提案などが行われました。提案された一般会計の補正予算の中には健康福祉センター1階低層棟改修事業費がありその補正額は約4億5千万円です。これについては市長からこれまでになく詳しい提案理由の説明がありました。要旨は次のとおりです。「コロナ禍で使用を停止していた浴場は総合的に判断して廃止することにして、その後の有効活用を検討してきました。昨年市民アンケートを行ったところ子育て施設の整備が多くあった。市の地域子育て支援拠点施設であるつどいの広場は手狭で3歳児以下の利用に限られていて、トイレ等の老朽化が進んでおり、保護者等から利用年齢の拡充を含め新たな子どもの居場所についての要望が届けられていました。そのため健康福祉センターを改修し、地域子育て支援拠点施設として整備することにしました。
 内容は対象を未就学児までにし、安全に遊べるように年齢階層ごとで部屋を分けています。さらに児童用トイレや授乳室も完備し充実したものにします。
また、中庭にはインクルーシブ遊具を設置。親子の交流の場や休憩、持ち込みによる飲食可能なスペースも整備をします。なお夏場には涼みどころとしても利用できます。合わせて南玄関付近に駐車場を設置します。事業費には既存設備の撤去費、駐車場整備費なども含んでおり来年7月の完成をめざしています。」
 私はこのことについて12月9日に一般質問する予定です。