月別アーカイブ: 2019年8月

9月定例浅口市議会が開会!

浅口市議会は今日から9月定例会が開会。初日は市長の政務報告、各委員長報告、議案の提案などが行われました。なお栗山市長の政務報告の概要は次のとおりです。
職員の不祥事で行政の信頼を失った深くお詫びし、再発防止に努める。〇安心・安心なまちづくり・・・7月1日の機構改革で「くらし安全課」を新設した。職員による気象・防災ワークショプを開催した。現在66地区にある自主防災組織の設立マップを作成、配布する。特殊詐欺の被害防止へ被害を防ぐ機能がある電話機の購入へ補助を行う。〇産業力の強化・・・寄島にKEアルファという企業を誘致した。猪被害防止へため池防護柵設置補助を行い、対策セミナーも開催する。〇教育と地域文化・・・8月から暑さ対策で天草公園体育館を無料開放している。令和2年度から幼稚園は通園区域を廃止してどこにでも入園できるようにする。また金光幼稚園で3年保育を実施する。3から5歳児の給食の副食費、国の年齢基準を超えて、全ての第三子以降の子どもは免除する。〇地域づくり・・・ピロリ菌の集団検診に725人が受診。今後は医療機関でも受診できる。地域でのボランティアによる移送サービスに上限10万円の助成を行う。〇情報発信・・・市のホームページに「ここがすごいよ浅口市」のコーナーを設ける。
 また議会後は全員協議会が実施され、小中一貫教育の導入について説明を受けた後、議員からの議会改革特別委員会の設置の要望について議論しましたが、結論が出ず今後研究していくことになった。さらに議会報告会を11月16日に行うことが示されました。

質問通告!


浅口市議会の9月定例会が明日から開会されます。明日議長あてに下記のとおり質問通告をしようと思います。

1 放課後児童クラブ(学童保育)について 1)国は学童保育の指導員の配置基準を緩めようとしていますがその内容は。2)浅口市では従来の「従うべき基準」を堅持してほしい。3)一層指導員の労働条件を改善して命と安全・安心できる学童保育にしてほしい。
2 幼児教育・保育の無償化について 1)10月からの国の制度改正の概要は。2)浅口市では国の無償化の方向の中でどういう対応を取るのか。3)問題だと思われる点について ➀待機児童➁認可外施設 4)子どもと保護者の願いに沿った幼児教育と保育の実現を。
3 小中一貫教育について 1)具体的な中身と効果について。2)現場の教職員との協議について。3)中1ギャップの解消について。4)教職員の指導力の向上について。5)小・中の役割を充実させることが大切なのではないか。
4 教職員の働き方改革について 1)学校がブラック職場になろうとしており是正が求められています。浅口市の小・中学校の教職員の勤務実態はどうか。2)是正に向けて浅口市はどういう対応をしてきたのか。3)授業準備と子どもとふれあう時間を確保するために。➀教員一人当たりの授業負担を見直すこと。➁何よりも教職員を増やすこと。③いわゆる雑務処理の負担を軽減すること。

議案に責任を持つこと!

今日は、岡山県市議会議員研修会に出席しました。講師は片山善博早稲田大学教授で地方議会のあり方と題して講演しました。片山教授は、議会改革のために1)市長と手を切り、是々非々になり、議案を通すことが使命だという考え方を無くす。2)議案は無修正ということにこだわらない。3)議会は最高意志決定機関であるという認識を持ち、責任を持つことを強調。同時に、国の出先機関でなく、自分達の事は自分達で決めるという意識を持つことが必要と語りました。財源論などについては、方向が少し違うと思いましたが、有意義な研修会でした。

小中一貫教育を推進!?

 今日は浅口市議会総務・文教常任委員会を傍聴しました。委員会ではまず執行部から、今年10月から始まる幼児教育の無償化制度に伴い、市のアンケートなどによると3歳児からの保育希望が増えることが予想されるとし、今後金光幼稚園で3年保育を実施する。また公立幼稚園について、市内どこの幼稚園にも入れるようにしたいとの報告がありました。
 その他では中一ギャップの解消、教職員の指導力向上のため令和3年からすべての中学校区で9年間を見越した小中一貫教育を推進したいとの報告がありました。
 また三ツ山スポーツ公園の多目的広場について、約半分に人工芝をはり、周りに防球ネットや観覧席を作りたいとして、意見も聞きながら今年度設計し、来年度工事に入りたいとの報告がありました。
 教育問題、しっかり検討して9月議会の論戦に挑みたいと思います。

子どもの予防接種費用、県外の医療機関でも助成へ!

今日の午前中は、浅口市議会民生常任委員会でした。委員会では「県外医療機関における子どもの予防接種費用の助成について」の要綱の説明があり、県外の医療機関で定期予防接種(法に規定するもの)を受けた場合などは費用の全部または一部を平成31年4月1日に遡って助成するとしました。なお、この助成については先の6月議会で沖原議員が里帰り出産が増える中で県外で受けた場合でも助成をと求め、執行部は早急に実施したいと答えていました。
 その他では健康福祉センター内のあるレストランについて、今後市が福祉センターに設置予定の総合窓口を想定した上でも、引き続きレストランとして使用することに決定したとして現在、運営事業者を募集(8月23日締め切り)していると説明しました。

議会改革などで視察!

8月5・6日の二日間、浅口市議会議会運営委員会の視察に参加しましたので概要を報告します。西脇市議会では議会改革が先進的です。「議会は議論の広場」というスローガンのもと議会懇談会や市民との協議、議員間討議をしての政策提案など様々な取り組みを展開していました。
二日目は、明石市議会を視察。議会改革では、常設の議会活性化推進委員会の取り組みを聞き、災害時の議員の対応要領について学びました。災害時の対応では、議員が個別に執行部への要望や状況把握は混乱を生む可能性があり、議会としてルールを決め、統一的に対応することが大事だということを学びました。
 両議会とも、様々な過程を経て、全議員が一致して議会改革に取り組んでいることは素晴らしいことで、そのことは浅口市議会での今後の課題です。