昨日の午前中は金光小学校グラウンドで開催された「浅口市総合防災訓練」に来賓として出席しました。訓練は、南海トラフを震源とするマグニチュード9・0クラスの大規模な地震が発生したとの想定で行われ、初期消火訓練、倒壊家屋から救出などが消防団や地元住民ら約250人の参加で行われました。
私も震度の6を想定した起震車を体験、想像以上の揺れでした。
昨日の挨拶でも、自助、共助のみが強調されましたが、これはきちんとした公助があってのこと。福祉の自助、共助論とも連動しているような気がします。
昨日は「浅口市地域包括支援センター運営協議会」に市議会民生常任委員会委員長として出席しました。
会議では、センターの事業として、虐待防止、権利擁護事業、介護予防事業、認知症地域支援対策事業などが報告されました。職員さん本当によく頑張られていることがうかがい知れました。浅口市の被保険者数に対する介護保険の認定(1956人)の割合は16.7%(岡山県は20.44%)でした。
議論の中で、ある委員さんが「今後要支援の人が介護保険から外されるという報道がある、浅口市の対応は」との発言がありました。介護保険制度は発足当時から問題のある制度でした。さらに今後、要支援の人が保険から外され市町村で対応することになるようですが、私は到底対応できないと思います。介護保険制度を形骸化する国の動きには反対です。