昨日は浅口市水道事業運営審議会(第二回)が開かれたため傍聴しました。この日は水道料金改定案について審議されましたが、審議会は成立はしているものの欠席者が多いため改定についての結論は次回にすることになりました。
事務局から、詳しい資料を基に前回を振り返りながら、令和6年度からの改定について、① 基本料金及び従量料金の定率(16%)の引き上げ(全使用者が一律116%の改定率となり均一)② 基本料金引き上げ、従量料金据え置き(一般家庭「13mm・20mm」は平均改定率を上回る。口径が大きい「25mm以上」場合は、平均改定率を下回る。③ 基本料金据え置き、従量料金引き上げ(一般家庭「13mm・20mm」は、平均改定率を下回る。口径が大きい「25mm以上」場合は、平均改定率を上回る) *なお、基本料金・・水量に関係なく定額で発生する料金 従量料金・・使用した水量に応じて決まる料金で浅口市では二部料金制(基本料金+従量料金)です。
以上①から③のいずれかにすることにしています。
議論では、無駄の削減など企業努力はどうするのか。企業誘致で収入の確保に努力などの意見が出されましたが、平均で16%の値上げそのものについての意見は出ませんでした。
投稿者「桑野かずお」のアーカイブ
民生常任委員会!
社保協キャラバンに同席!
今日は、岡山県社会保障推進協議会による「社会保障の充実を求める全県キャラバン」が浅口市を訪れたため同席しました。キャラバンは国民健康保険、介護保険・高齢者福祉・障害者福祉、子ども子育て支援での「要請書」への回答に基づいて話し合いが行われました。
私からは、「国保税について11年連続で据え置いていることに評価をしつつ、引き続き引き上げをしないように」「心身障害者医療費公費負担制度の対象者に精神障害者の方を加えることを早急に(県との関係があるが来年度実施に向けて準備中と返事)」「学校給食費で第三子以降学校給食費半額免除について評価をしつつも、子どもで差が出ているので早急に無償化を」などと強調しました。
4年ぶりの操法大会!
防災行政無線が運用開始!
水道料金の値上げはストップを!
10月10日に浅口市水道事業審議会が開催されました。この審議会は9月の浅口市議会での設置条例の可決を受けてのもので、この日が初会合。諮問事項は、「水道料金の改定について」で主な諮問理由としては「全国的に水道事業は、人口減少や節水意識の高まりなどから、料金収入が減少する一方、水道施設の老朽化や耐震化に伴う更新費用が増大し、厳しい状況が続いている」とし、「浅口市は新市発足以降、17年間一度も料金を値上げをしたことがなく、県内市町村と比較しても安価な水準を維持してきた。しかし、物価高騰の影響に伴う経常費用の増加、施設の老朽化・耐震化などに、今後多額な費用が必要になる状況を踏まえ、持続可能な事業運営へ、現在の水道料金の水準を見直す必要があると判断し審議会の意見を求めた」としています。当然私の9月議会の議案質疑での執行部答弁とほぼ同じ内容であり、今後一定の料金値上げを目論んでいることは間違いありません。
今後、審議会の議論も注目したい思いますが私は、1)独立採算制という理由により基本的に市民の水道料金だけで水道課職員の給与や水道施設の維持管理・耐震化を求めていますが、人口減少の中でもう不可能。 2)市民生活を守るため、一般会計からの繰り入れなどで値上げを止めるべきだと思います。
加えて、いま浅口市の水道事業は金光町は倉敷市から、鴨方町と寄島町は西南水道企業団から供給を受けており、単価も違います。よって供給先をどうするのかも並行して議論しないと結論は出ないと思います。